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2021年03月15日 [シロアリ駆除]

モグラ君の床下日記 5もぐり目 春編

季節はもう春・・・植物や動物は動き始めています。今回はシロアリ駆除のお話ではありません。可愛い…ではなく迷惑な訪問者のお話。新型コロナの外出自粛になってから増えたのが、ネズミやハクビシン、アライグマなどの害獣のお問い合わせ。シロアリ駆除のお話より多いかも?しかも今回は珍しく民家に住み着いたリスのご相談。しかも今回は愛くるしいリスではなく、タイワンリスのお困りごとです。鎌倉ではよく見かけるリス。朝、上を見上げると器用に電線を伝って移動するリスを見かけます。ついついどこに行くのかな?と目で追ってしまします。有名なお菓子のマスコットにもなっていますよね。あのお菓子大好きです。ここでリスのついてちょっと触れておきましょう。ご存じかと思いますが樹木の上に生活するリスの以外に、地上で暮らすマーモット、プレーリードッグ、空を滑空するモモンガ、ムササビなどがいます。手先は非常に器用で、頑丈な爪は樹木だけでなく家の壁などを自在に移動することを可能にしています。一部にはその爪で地面に巣穴を掘る種類もいるそうです。うちの庭は掘ってほしくないですね。おもに樹上で生活するリスは枝の上や樹洞に巣を作ります。基本的に単独生活で、縄張りを持つ種類は少ないそうです。また、寒い地域に生息する種でも冬眠はしないそうです。年中フル活動ですね。年に1回または2回出産し、妊娠期間は3 - 6週間で、生後6 - 10週で離乳し、生後1年で成熟するそうです。
話を戻しましょう。今回のお問い合わせ内容は『天井になにかいる。走り回って、高い声で鳴いている。』自宅で自粛している方には迷惑な話ですね。リスにも自粛をしていただきたい。早速点検に伺いました。立地的には周辺は樹木に囲われている環境ではありません。閑静な住宅地。お隣の方から電線を伝って施主様のお宅に行き来するリスを目撃したとのお話。流石ですお隣様。天井の中を確認しましたが、生息痕(糞)は殆ど見られません。どうも屋根を渡っているようです。屋根1しかしそんなに音がするものか?お隣様の証言を手掛かりに屋根に上って調査を続けます。一部増築箇所がみられます。屋根の合わせにわずかな隙間。ん?この部分だけ黒くよごれていますね。動物が頻繁に移動するとその皮脂が付着し、その部分だけ際立って汚れが目立ちます。屋根3ありましたありました屋根の合わせの内部に巣です。屋根2その合わせは家を横断し反対側まで続いています。ここを頻繁に移動しその音が家の内部に響いていたようです。さて防除に入りましょう。まずはリスの巣を撤去しましょう。中から出るわ出るわ、50Lポリ袋に一杯。これらはダニの生息源になります。しっかりお掃除致しましょう。次に侵入できないように閉塞作業。ここで内部が見えないようにトタン等で塞いでしまうと、内部は空洞の見えない空間になってしまします。こういった個所はその後、蜂や鼠などの巣になってしまう場合はあります。今回は透過性のいい網で塞ぎましょう。これなら何があっても中の状態が確認できます。完成です。これでお客さまも安心して寝られます。屋根6屋根7
今回はお隣様の目撃から最短の解決に繋がりました。ご近所様とのコミュニケーションは大切だなとつくづく感じました。私たちもお客様のお隣様になれるよういつでもお困りごとに対応させていただきたいと思います。しかし・・・シロアリ駆除についてはお隣様にご相談される前に、ご一本当社まで(笑)最速でお伺いいたします。

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